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[森のおとない] A Forestscene この作品は、エドガー・アラン・ポオの短編小説 「楕円形の肖像」をヒントにして描いている。 ストーリー上の「絵のモデルになった女性が死ぬ」、という展開が要素として共通している訳だけれど 「楕円形の肖像」の場合は、「絵の完成と共に、モデルになった女性が命を落とす」という ポオらしい「死美人」モチーフの作品であるのに対して、自分の漫画では 「命を落としたモデルの少女が、絵の完成により甦る」…という、真逆のテーマにしてみた。 漫画の中で登場人物が座る「ベンチ」を、プロット段階で「長椅子」と書いたら 当時の編集さんに豪華なソファを山の中に持ち出したのかと思われたっけ。 ベンチはバス停にでもあったのを勝手に持って来た、というイメージだったんだけど …なんかどうでもいい事を書いてる気がするな。 なお、作品中で出て来るスケッチブックやカンバスに描かれた鉛筆画は 別紙に描いたものを変形させて使っているので、そちらもついでに公開してみたり… |